タンポポ魂



坂村真民という詩人が昔から好きで、ふとしたときにページをめくります。

「タンポポ魂」

踏みにじられても
食いちぎられても
死にもしない
枯れもしない
その根強さ
そしてつねに
太陽に向かって咲く
その明るさ
わたしはそれを
わたしの魂とする

何よりわかりやすい!(笑)
萩原朔太郎とか中原中也とかは何言ってるのかよくわからない詩が度々あるけど、清々しいほどにわかりやすい。

これ、真民自身の誓いなんですよね。
別に僕らにたんぽぽ魂を持てと強要してるわけではなくて。

僕はいつも持てません。さすがに疲れます(笑)
でも、たまに読むとこどもの頃の自分がなんだかおじいちゃんに言われてるような・・・そんな感覚になります。

もう一編、代表作で好きな詩がこちら。

「念ずれば花ひらく」

念ずれば
花ひらく

苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった

税理士試験になかなか合格できずに腐りかけたときも心のどこかで支えてくれましたのかもしれない。
念ずれば花開く。

まだまだ開いてないですけどね。

 

坂村真民を知ったのは中学の国語の先生がキッカケです。
社会人になってからふと思い出して詩集を買いました。

つくづく本との出会いは人との出会いのようなものだと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

トノ

1977年岡山県生まれ。 横浜国立大学卒業後、大手住宅メーカー、税理士事務所を経て独立開業。自分のクライアントを100%黒字経営とキャッシュリッチにすることをモットーに、税務会計に留まらない経営者のよき相談相手として日々奮闘中。 趣味:絵を描くこと、読書