小さくても勝てます



すごくいい本に出会えたのでみなさんにシェアしたくなりました。

いい人や本に出会えるとテンションがあがります。

というわけで、おすすめポイントをかいつまんでご紹介します。

中小企業や個人事業者に対する経営コンサルティングのプロセスが物語で理解できる

舞台は西新宿にある理容室「ザンギリ」。

腕はあるけれども業界全体が斜陽産業になりつつあり、ザンギリもその波に飲まれていました。

そんな中、2代目である大平法正は偶然元経営コンサルタントの役仁立三と出会い、経営改善の教えを受けることになります。

というのが簡単なストーリーです。

このストーリーを通じてザンギリは回復していくわけですが、そのプロセスで登場する経営理論やサービス戦略が実に丁寧でわかりやすいです。

マイケル・ポーターの選択と集中など超有名なものからエバンジェリストという最新のものまで網羅されています。

具体的な行動まで公開されている

経営学の本は理論的なことを紹介しているだけで、具体的な活用方法がわからないことが多く途中で飽きてしまいます。(少なくとも僕は)

しかし、実話に基づいているために本当に実施した方法も記載されているためすごく具体的です。

また、そのときの経営者の気持ち(ホントにこのやり方で大丈夫かなぁとか)も描写されているので臨場感もあります。

小説でありながら事例として活用可能であると思います。

僕から見た成功要因

読み終わった後、なぜザンギリは売上を伸ばすことができたのか一番の要因は何だっただろうか考えました。

僕なりの結論は・・・

「大平法正さんの素直さ」

が一番の成功ポイントだと思いました。

たしかに役仁立三先生は「どうしてそれをやるのか?は言わないこと」と予め釘を差しておくのですが、
大平さんは本当に忠実に実行していきます。

普通我々は何かをプロに習ったとしても、なぜか「俺的には・・・」と勝手にアレンジを加えたり、
今日くらいやらなくても関係ないだろうとしてしまい結局挫折します。

ダイエットなどもそうやって効果が出なかったり挫折するのかもしれません。

クライアントに薦めたい本

税理士としては、とにかく読みやすく経営コンサルタントの考え方や手法(英語の勉強方法まで)が簡単に学べるので、
クライアントの社長には薦めたい本です。

モデルが理容室ですので、マッサージなど小規模なサービス業にはドンピシャで活用できると思います。

ぜひ一度手にとっていただきたいです!

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ABOUTこの記事をかいた人

トノ

1977年岡山県生まれ。 横浜国立大学卒業後、大手住宅メーカー、税理士事務所を経て独立開業。自分のクライアントを100%黒字経営とキャッシュリッチにすることをモットーに、税務会計に留まらない経営者のよき相談相手として日々奮闘中。 趣味:絵を描くこと、読書