家系ラーメンのお客の好みはどうやって覚えているのか



川崎市中原区元住吉オズ通り商店街の税理士、トノヤマです。

今日は商店街の青年部の定例会に飛び入り参加させてもらっていろいろお話を聞きました。

当然サラリーマンとは全然違うお話が聞けるので楽しいし勉強になります。

その中で横浜家系ラーメンの店主さんから長年疑問に思っていたことをついに聞くことができました!

味濃め、硬め、油多め・・・

横浜家系ラーメンは味の濃さ、麺の固さ、油の量が選べます。

最近でこそ食券がスタンダードとなりましたが、

僕が大学生の頃はほとんどこれを注文時に店員さんが暗記し、

それを厨房に伝えるという仕組みでした。

あるお店では10人単位で入場させてホールの女性が順番に好みを言っていき、

それを厨房の人が全部覚えるというMENSAばりの職人芸に驚愕したものです。

きっと何か秘訣があるんだろう、と。

予想は簡単に裏切られる

僕の予想としては、1番席の人が麺硬めなら硬いいちごを食べてるイメージを想像するなど

座席とビジュアル的なことを組み合わせたりして暗記していると思っていました。

それでもお店は何回転もするわけですので、結構大変だよな・・・くらいの予想です。

しかし、実際にどうやってたか聞いたところ・・・

気合い・・・

という回答でした。(マジすか・・・)

ひとつの篩(ふるい)だった

お話はこれで終わりではありません。

それぞれの人で工夫はしてたかもしれませんが、

要するにこの試練が最初お店に入ったときの関門だということだそうです。

本気で家系ラーメンで食っていく気があるのか。

このラーメンに惚れ込んでいるならここを突破できるはず。

そして厨房への道、自分の店への道へと続いていく・・・

それが試されているのです。

税理士業界は甘っちょろい

それを踏まえて自分の業界に目を向けると・・・

そこまでの試練はそれほどないですよね。

まあ僕が勤務した事務所はミスをしたり期限に遅れて提出すると

罰金という労働基準法を完全に無視した制度が存在しましたが、(今は知りません)

そうは言ってもお客さんとタイムリーにやり取りしているわけではないので、

テンパリ度合いがまったく違います。

味濃めと言った方に薄めを出したら最悪ですから。

うーん、僕らの業界は甘っちょろいのか・・・。

プロとして

当然同時に何人ものラーメンの好みを何回転も暗記することは誰にでもできるわけではないそうで、

ムリな人はやはりその時点で辞めていくそうです。

逆に誰にもできないからこそ話題にもなるし、(僕もずっと疑問に思っていたわけだし)

その職人的な部分が差別化にもなる。

今でもこの伝統的な技を続けられているお店もありますが、

何でも効率化するだけじゃない「道」的なものを改めて考えさせられます。

 

・・・今日はそんな感じです(笑)

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ABOUTこの記事をかいた人

トノ

1977年岡山県生まれ。 横浜国立大学卒業後、大手住宅メーカー、税理士事務所を経て独立開業。自分のクライアントを100%黒字経営とキャッシュリッチにすることをモットーに、税務会計に留まらない経営者のよき相談相手として日々奮闘中。 趣味:絵を描くこと、読書