川崎市中原区元住吉オズ通り商店街の税理士、トノヤマです。
とある雑誌のインタビュー記事で星野リゾートの星野佳路社長が答えていたお話です。
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他人には6割で良しとしろ
星野社長が大学生のころ、アイスホッケー部の主将をされていたそうです。
当時社長は完璧主義者で、自分だけでなく他人にも厳しく接していました。
そのことがチーム全体の雰囲気を悪くしていました。
そのとき、監督が社長にかけた言葉が
他人には6割で良しとしろ
です。
自分にはない考え方を与えられたことによって、本人もチームも転換点となりました。
働きやすい職場づくりは経営者の責任
このことは部下と接することにも応用できることから、
社長はスタッフに対して現在6割どころか3割程度で接しているそうです。
特にリクルートに関しては売り手市場の現在、
仕事だからという理由で厳しいだけでは人はついてきません。
星野社長はスタッフのモチベーションについて問題意識を90年代から持っていて、
経営課題として認識していたそうです。
すごいですね。
星野社長はこう言い切ります。
3割や6割という概念を更に進化させ、社員のモチベーションを高く維持して、働きやすくすることが経営者の責任だと考えるようになったのです。
経営者として本当にすばらしい。
個人的にこの言葉をぶつけたい人がこれまでの人生で何人もいます(以下自粛)
褒めればいいってもんじゃない
最近やたらと褒めて育てる風潮もあるように感じますが、
とりあえずそれを鵜呑みにしたように褒められてどう思いますか?
いや、急におかしいでしょ
とか
ちょっと気持ち悪い
とかうれしいながらも思いませんか?
以前勤務した会社の支店長が営業マンに超ディスって営業成績を上げるタイプから
急に机の上に「褒める技術」みたいな本を置いて、褒めだしたことがありました。
まったく効果がありませんでした(笑)
魂がこもってないのにそりゃ無理でしょ・・・と僕も感じました。
褒めることより認めてあげること
職場に親しさはそれほど必要ではなく、むしろ信頼の方が必要ではないでしょうか?
それって相手を認めることですよね。
いいところも悪いところも認めあって信頼する。
言うは易しですが、部下としては見てくれているという方が褒められることよりも
上司への信頼感は増すように思います。
ちなみに、実際僕は部下に対してどちらかというと厳しいタイプです(笑)
完全に自分に甘く、他人に厳しい。
今回考えるいいきっかけとなりました。
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