無料でどこまでできるかというのは誰でも考えることですし、私も同じです。
ただし、タダほど高いものはない・・・ということはよくあるわけで。
それでもフリーランスであればできるだけ税理士に頼らず確定申告を終わらせるに越したことはありませんよね。
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確定申告書等作成コーナーですべてできるわけではない
昨日国税庁の確定申告書等作成コーナーのご紹介をさせていただいたにもかかわらず、ブログの公開後にシステムを進めていると、退職所得を二箇所以上からもらっているとシステム自体を使えないという衝撃的な事実が発覚しました。
もうほとんど全部入力したあとでのこのどんでん返し。
普段なかなかないようなケースですしそもそも無料だからクレームつけても仕方ないですし・・・。(改善要望にはなりますが)
電子申告は源泉徴収票などの添付書類を省略できるため、僕としては意地でも電子申告に持っていきたいのです。
それでもほかに無料でできるソフトはないのか粘る
しつこい性格なのか、まだ粘ります(笑)
Google検索してみると「フリーウェイ確定申告」というクラウドソフトがありました。
ちょっと触ってみたくなって登録してみたところ、いきなりの登録画面で住所氏名などとともに必要な帳票類の選択を自分でやるよう求められました。
・・・。
はい、確定申告を仕事にしてる人しか選択できませんね(笑)
それにしてもこの時点でハードル高い。
とりあえず自分に該当する帳票を選択して次へ行ってみます。
基本的には申告書の書式に数字や文字をベタ打ちする感じです。
上記は第三表の入力画面なのですが、特例適用の条文番号までベタ打ちです。
一般の納税者さんは誰も調べないですね・・・。
フリーウェイ確定申告では有料プランもあるので調べてみましたが、特に有料にしたからといってオペレーションが簡単になるとかそういうことはなさそうで、電子申告機能とメールでのサポートがつく感じですね。(Lite有料版)
Pro版は会計事務所用のようですが、お客様の登録データ数が無制限のようです。
結論として、僕の場合は電子申告できないとダメですし、フリーウェイ確定申告の無料版だけで完璧に自分の確定申告ができる方は現状だと「確定申告業務を行ったことがある会計事務所経験者で今フリーランスの人」くらいでしょうか。
会計freeeを使っている方はその中で「確定申告書類の作成」メニューもあります。
最初のステップ「基本」画面の下の方で提出方法を選択でき、作成した申告書を電子申告で提出することができます。
国税庁のe-Taxソフト(確定申告書等作成コーナーとは別に国税庁からダウンロードするソフト)に読み込んで行う方法と、直接freeeから行う方法と2種類あります。
このメニューでも申告書を作ってみましたが、結局分離課税(退職所得や土地建物・株式の譲渡など)があるとその計算は自分で行って結果だけを手入力することになりますし、数値のチェックなどをしてくれるかどうかも疑問です。
知識がないと苦しいでしょう。
結局どうすればいいのか
無料のソフトでやっぱり一番無難なのは国税庁の「確定申告書等作成コーナー」です。
ただし、冒頭のとおり、すべてのケースに対応できているわけではありません。
一度手をつけて実はできなかったという僕と同じことになると、入力した時間や労力などがすべて無駄になります。
それでもだいたいのケースは完結できると思います。
代わりにどうかと思ったフリーウェイ確定申告はまだまだ開発途上という印象でした。(応援しています)
freeeでもできますが、現時点では国税庁の方が信頼性の点でもオススメします。
もし国税庁の確定申告書等作成コーナーでできないケースに該当した場合は、もう税理士に依頼しちゃった方が楽です。
ブログでも再三お伝えしていますが、代替手段を探したり、入力したりする時間や手間がもったいないです。
費用を抑える代わりに1月から3月まで本業に支障が出て売上が落ちるなんて本末転倒です。
今年だけのケースであれば来年から自分でできるかもしれませんし、自分では気づかない思わぬ節税方法を提案してくれるかもしれません。
<編集後記>
年明けからご新規の確定申告のお問い合わせを何件かいただいております。
弊事務所は税理士が直接担当させていただきますので、決して安い料金ではないかもしれませんが、ご縁を大切に全身全霊で業務を行います。
<今日の姫日記>
生後3週間くらいですが、ちょっと太ってきました。
ほっぺもプクプク。
あいかわらずいつも鼻は詰まってます(笑)