小規模企業共済の加入はいつまで間に合うのか?

川崎市元住吉のオズ通り商店街の片隅で営業する税理士トノヤマです。

原因不明の腹痛により午前中は寝込んでました。
ようやくお昼過ぎてブログが書けるまで回復したところです。

 

今日は自分も先日加入した小規模企業共済についてです。
意外に所得が出そうだから自分も加入しよっていうフリーランスの方や会社役員の方向けです。

そもそも小規模企業共済とは何かという内容は省略していますので、
中小企業基盤整備機構などのホームページでご確認ください。

急遽加入しようということに

今年独立開業して、いろいろやることもあって週1休めるかというペースでがんばってはいますが、
ありがたいことに自分の所得がちょっとプラスになりそうな気配がしてきました。
(年の途中まで給与所得だったこともあります。)

ですので、節税しなきゃということで、フリーランスと会社役員のための定番節税ツール「小規模企業共済」に加入しようかなと。
ただし、もう12月だしもしかしたら間に合わないかも・・・っていう方も多いと思います。

結論から言うと

12月末の銀行営業日まで間に合います!!

小規模企業共済の加入の申し込みは、商工会・商工会議所・中小企業団体中央会、中小企業の組合、青色申告会・金融機関の本支店などでできます。
でも、商工会や商工会議所、組合の会員でない個人事業主の方は、口座をお持ちの金融機関窓口での手続きができますよ。

団体での申し込みは締め切りがそれぞれで設定させてあり、もしかしたら12月初旬で締め切られていることがあるかもしれません。
銀行であればまだ大丈夫です。

ただし、加入申込書は必ず「現金あり」で申し込んでください。
口座振替だと手続きに時間がかかるため来年になってしまいます。

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赤いところです。
そのまま窓口で現金払いしちゃうということです。

勢いで加入していいのか

当然メリットがあるから加入するわけですが、小規模企業共済は支払った全額が所得から控除されるというプレミアム制度!

毎月1,000円から70,000円、年額にすると120,000円~840,000円を控除することができます。
所得税の税率が仮に最低の5%としても住民税10%を合わせれば、年間18,000円~126,000円節税することができるのです。

掛金が120,000円ー18,000円=102,000円で将来120,000円まるまる返ってくる、こんな金融商品なかなかないですよ。
しかも、退職所得として受け取れば通常の所得よりも控除額が大きいため、無税で戻ってくることもあります。

要するに、税理士から見てもやらなきゃ損な制度と言えます。

念のためですが、所得がプラスであることが前提です。

12月に加入しても年額控除できるのか

どうせ12月に加入しても1か月分しか控除されないならそんなに変わらないじゃんというあなたへ、
年払いという制度があります。

1年分を前払いしてしまうんです。
そうすると、来年分を先に払っているのに所得の控除は支払金額ベースであるため、全額控除できます。

つまり、MAXの84万円払っちゃうなら基礎控除の38万円だけしかなくても事業などの所得(利益)が122万円まであっても大丈夫ということになります。

先ほどと同じ加入時の申込書の画像ですが、㉒の「申込時前納掛金額」に月額の11か月分を記入すると⑳の月額と合計で年額になります。

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年額84万円を支払うとすると、⑳には70,000円、㉒には770,000円を記入します。

こんなメリットもあるので、思い切ってもいい

84万も毎年払ってたら手持ちのキャッシュがなくなったとき困るじゃん・・・。
そういうときのために契約者貸付制度があり、自分がこれまで払った金額の90%を限度(加入期間で異なる)に中小企業基盤整備機構から借入することができます。

金利も0.9%と高くないので、困ったときは利用することができることをお忘れなく。

もちろん、そもそもの月額を増減することもできます。

 

節税するために先に経理をしよう

月額が同額の会社役員の方は自分の所得がすぐわかりますので、加入の判断に問題はないかと思います。

フリーランスの方については、とにかく自分の経理を急いで見込みを算出してください!

日々経理をしておくメリットはこういうところにもあります。
年明けに税理士に資料を全部渡してできあがったら納付額が多すぎる・・・なんてことがないように。

それに年内にある程度経理を終わらせておくと年明けの確定申告作業が楽になりますよ。
という僕も最近まとめてやりましたが・・・(笑)

 

<雑記>

前回からOpen Live Writerを使って記事を投稿しています。

英語版のみ、アイキャッチ画像の設定がわからない、画像をコピーしたときデフォルトで画像に影ができる、
Google日本語入力だと入力不可などのデメリットも。

それでも普通にWordPressの編集画面よりは楽です。

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年岡山県生まれ。 横浜国立大学卒業後、大手住宅メーカー、税理士事務所を経て独立開業。自分のクライアントを100%黒字経営とキャッシュリッチにすることをモットーに、税務会計に留まらない経営者のよき相談相手として日々奮闘中。 趣味:絵を描くこと、読書