確定申告関連の記事に多くアクセスをいただいているようです。
特に不妊治療代の医療費控除の記事。
参考にしていただけると幸いです。
今回はクラウド会計にまつわるネタです。
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プライベートと事業用が混在した通帳やクレジットカードを連動させるとわけがわからなくなる
試した方はすぐわかります。
逆にめんどくさい(笑)
ある程度は学習機能でプライベート分も仕訳予測をしてくれるようにはなるものの、
例えばAmazonで買ったティッシュが事業用なのかプライベート用なのかなんてAIでもわかるわけがありません。
混在した通帳やカードを使い続けるならむしろ連動させないことをオススメします。
連動させないということは「残高を管理しなくてもよくなる」メリットもあります。
連動させない場合の仕訳の入力
このような順序で会計入力していくのがいいかと思います。
①事業用分だけに印をつけるなりします。
②経費であれば「〇〇費/事業主借」という振替仕訳を入力して、〇〇費の部分を変えるだけにします。
ここで出てきた「事業主借」という科目がプライベートのお金を使ったということになります。
③収入であれば「事業主借/売上高」という振替仕訳を入力して、売上高の部分を変えるだけにします。
(売上でなければ雑収入だったり)
「事業主貸」という科目はプライベートに事業のお金を貸したということになります。
④クレジットカードなどの引き落とし時の仕訳も不要です。
通帳の残高を管理していないので、わざわざ入力する必要がありません。
⑤結果的に、売上と経費と事業主勘定だけが帳簿に残るしくみとなります。
白色申告、青色申告10万円控除ならこの方法で十分
青色申告65万円控除は貸借対照表の添付も必要ですので、これだけだと貸借対照表がさびしくてちょっとなぁ・・・とは思いますが、
白色申告と青色申告の10万円控除の方はこの方法で十分です。
図解などでもう少し詳しく解説できればいいのですが、また改めて記事を更新していきたいと思います。